柴山 昌宣 masanobu SHIBAYAMA

東京都小金井市出身。国立音楽大学声楽科卒業、同大学院音楽研究科オペラ専攻修了。日本オペラ振興会オペラ歌手育成部8期生修了。`90年第25回日伊コンコルソ入賞。94年文化庁芸術インターンシップ研修員として国内研修を行う。`95年第6回五島記念文化賞オペラ新人賞を受賞し再びミラノを拠点として研修を行い、`98年に帰国。M.ミネット、C.メリチャーニ、P.カップッチッリ、岩淵嘉瑩、砂川稔、長井則文の諸氏に師事。

1987年国立音楽大学大学院オペラ公演「フィガロの結婚」フィガロでオペラデビュー。`89年オペラ歌手育成部開設10周年記念オペラオペラ公演「フィガロの結婚」伯爵を好演。同年カリアリ歌劇場シーズン 開幕オペラ・ロッシーニ「婚約手形」スルックでイタリアデビュー。`91年日本オペラ協会に「天守物語」山隈九平、藤原歌劇団には「夢遊病の女」アレッシィオでデビュー、好評を博す。`92年〜`98年、二度のイタリア留学中に各地において数多くのオペラやコンサートに出演するなど研鑽を積む。

新国立オペラ劇場では`03、`05年オッフェンバック「ホフマン物語」スパランツァーニを熱演、05年には 久保摩耶子「おさん」治平を世界初演。同年10月にはロッシーニ「セヴィリアの理髪師」バルトロ、瀬戸内寂聴台本による「愛怨」猛権に出演。`02年新国立劇場小劇場シリーズ「シャーロック・ホームズの事件簿/告白」コラム教授、ロッシーニ「なりゆき泥棒」パルメニオーネ、`04年プッチーニ「外套」ミケーレに出演。

藤原歌劇団公演には「ファウスト」ワグネル、「愛の妙薬」ベルコーレ、「蝶々夫人」シャープレス、「カルメン」エスカミーリォ、「カンピエッロ」アストロフィ、「ボエーム」ショナール、「ランスへの旅」ドン・プロフォンド、「トスカ」堂守、委嘱作品「みどりの天使」パパ、「椿姫」ドビニー、「リゴレット」マルッロ、創立70周年記念公演チョン・ミョンフン指揮「カルメン」ダンカイロ等に出演、日本オペラ協会には「滝廉太郎」大吉、「くさびら」山伏、「キジムナー時を翔る」本多、「美女と野獣」野獣を熱演。“貫通力のある声の痛快さ”等の高い評価を得ると共に自然な演技力でも好評を博す。モーツァルトのオペラ作品も得意のレパートリーとして積極的に取り組んでいる。またモーツァルトやフォーレ「レクイエム」、「マタイ受難曲」「ヨハネ受難曲」、「第九」「メサイア」等でソリストとしても活躍。

藤原歌劇団団員。昭和音楽大学非常勤講師。日本オペラ振興会オペラ歌手育成部講師。日伊音楽協会会員。日本演奏連盟会員。